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防水工事は字の通り、雨水が建造物内への浸水を防ぐために行います。主に防水工事を行う箇所はベランダ・陸屋根(※1)が多いです。

屋根・外壁と同じように防水を施したベランダや陸屋根も雨や紫外線などの気象や、防水面を人が歩いたり物を置いたりした時の摩擦などによって劣化していきます。
防水面のひび割れ、剥離、摩耗などの劣化によって雨水や湿気が建物の壁内へ浸水し下層階の天井などに雨漏りのシミをつくったり、建造物の骨組みとなる木材や鉄骨を腐食させてしまう原因をつくります。
それらを未然に防ぐためにも定期的な防水のメンテナンスを行う必要があります。

 

(※1陸屋根：傾斜のない平面上の屋根、屋上)

既存の防水工法や劣化状態などによって工法を選ぶ場合もありますが、弊社では主にウレタン防水塗装を行っております。
防水シートの場合は下地が平らでなくてはならない、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)を施工する場合には化学物質等が発生したり、またそのために臭気対策等が必要になる場合など施工時に若干難点があります。
ウレタン防水塗装はウレタン防水塗料を防水加工面に塗装することで防水層をつくる工法です。下地に馴染みやすく、防水シートのように継ぎ目はありません。塗膜に自在に厚みを付けて塗装することが可能で、しかも弾力があり、抜群の耐候性を発揮します。